海外の保育園・幼稚園の選び方!注意して見る点は?聞いておきたい質問は?
海外の保育施設は日本と違い常識だと思っていたことが違うことが多々あります。どの時期にどうやって、どんな保育施設を選べばいいか、またどうやったら良い保育施設を見分けることが出来るのか、そのためにどんな質問をすればいいのかをわかりやすくまとめてみました。海外の保育園(デイケア)・幼稚園(プリスクール)を探すときの参考にして下さい。
①ロケーション探し
住む所や職場などの位置関係から自分に都合のいいエリアを探します。そのエリア内にある保育施設を探します。
②評判を聞く
可能なら、エリア内に見つけた保育施設の評判を聞く。
③問い合わせてみる
保育施設に直接電話やメールで問い合わせてみる。
・何歳児の面倒をみているのか?
・週に何回のプログラムなのか?(デイケアは基本的に週5ですが、プリスクールは色々なので聞いて確認しましょう)
・何時〜何時まで開いているのか?(保育施設によっては閉まる15分前までにお迎えに来るように言われることもあります)
・時間外保育をやっているのか?(もし必要であれば)
・_歳児の月謝はいくらか?(特に3歳以下の子は値段が大きく変わってきます)
・月謝の支払いは週ごと?月ごと?年ごと?
・月謝の他に1年の間でかかってくる費用は?
・フィールドトリップ(社会化見学)はあるのか?
・おやつは自分で持って行くのか?保育施設側が準備するのか?
(おやつ・ランチ全て保育施設側が準備することもあれば全部自分で準備することもあります。)
・1クラスに何人の子供がいるのか?
・1クラスに何人の先生がいるのか?
・1年中でいつが休みなのか?
・そのエリアの学校のカレンダーに沿って休みをとるのか?
(クリスマス・夏休みなどの長期休みについてしっかり聞いておきましょう)
・病気の子供の定義は?
(熱が38度以上出た場合はお迎えに来てもらう、下痢をして24時間以内は自宅待機など様々なきまりがあります)
・ライセンスを持った保育施設なのかどうか?
・もっと詳しい情報を知るためのウェブサイトがあるかどうか?
ダウンタウン近くの保育施設では待機児童がたくさん居てすぐに入れることが少ないです。(バンクーバーの場合は1〜2年)その場合には、ウェイティングリスト(待機児童リスト)に載せてもらい空きが出たら入る、ということになります。
<空きがない場合>
・ウェイティングリストはありますか?どうやって載せたらいいのか?電話ごしで載せてもらえるのか?
・空きが出た場合、どのように知らせてくれるのか?
・ウェイティングリストに載せるための費用は?
④保育施設を直接見学する
可能なら、足を運んで直接見てみることをオススメします。
・電話で見学する日にちをセッティングする(子供を連れて見学できるか?)
保育施設見学では、教室の様子、子供たちが遊ぶ様子や先生の様子、どのような教育がされているかを見ましょう。
・アートワーク
(子供主体のアートかどうか)
・おもちゃ
(年齢に合ったおもちゃかどうか・古くなりすぎていないか)
・色々なアクティビティーが準備されているか
(Math やScienceエリア、おままごとエリア、本を読んだり静かに過ごすエリア、アートエリアなどエリアごとにアクティビティーが準備されているか)
・子供たち用の棚
1人1人の荷物を置くための棚があるかどうか?子供たちが自由にアクセス出来るかどうか
・子供たちや先生の様子
子供たちがいる時間帯に見学出来た際には、子供たちの会話や笑い声、歌ったり、楽しそうに過ごしているかを見ましょう。先生の子供に対する接し方にも注意しましょう。
・外のプレイグラウンドやジム見学
保育施設によっては雨の日もカッパを着て外で遊ぶところや、ジムに行って遊ぶところなど様々です。
・一日のスケジュール
スケジュール表がもらえるか確認してみましょう。どの時間に何をしているのかがわかります。
日本と外国の保育施設では保育体型も違い、教室の雰囲気も大きく違うと感じると思います。保育施設選びはこれが正しいというやり方はないので、子供のことを一番よく知っている親御さんが納得行くところを選んであげて下さい。