カナダの保育所でのバレンタインデーはアイデアの詰まった生徒にも先生にもおいしい日
初めまして。これからちょこちょこーっとこのブログにお邪魔して保育関連の記事提供させてもらうちはるです。
いきなり登場して淡々と進めていくのもなんなので、簡単に自己紹介をさせてもらいます。
私は2006年にカナダにやってきて、1年の語学学校期間を経て、バンクーバーアイランドにあるVancouver Island Univeristyの2年の幼児教育プログラムを卒業し、現在はバンクーバーで保育士として働いています。
現場のリアルな状況をお伝えできるようにがんばります!
さて、先週金曜日2月14日は♡バレンタインデー♡でしたね。
日本では女➡男なイメージのバレンタインですが、北米では男➡女が一般的なのです。街には花束や、ハートのバルーンを持った男性であふれていました☆
さて、保育所ではどんな行事が行われるんでしょう?
こっちの保育所では、バレンタインに向けて、キッズ一人一人がオリジナルのバレンタインバッグを作ります。
出来上がったバッグを自分のカビー(ロッカーのようなもの)にぶらさげて、お友達がサプライズのバレンタインギフトやカード(このサプライズギフトのことをvalentineと言います)を入れてくれるのを待ちます。
そして14日のお迎えの時に、サプラーイズ!!
お友達からのvalentineでいっぱいのバレンタインバッグをオープンしてウキウキ気分でおうちに持ち帰ります☆
私が非常勤として働いている保育所では、茶色い紙のランチバッグにフェルトペンやクレヨンで絵を描いてオリジナルバレンタインバッグを作りました。
ちょっと画像が荒くて申し訳ないんですが・・・こんな感じで好きな絵を描いて個性を出していきます☆
ただ、これくらいの年の子にとってバレンタインとは、どちらかというと、「キャンディーやステッカーやチョコなどのプレゼントをもらえる日!!」という位置づけのようで、まだまだ本当のValentine's dayを理解するには時間がかかりそうです笑
中に入れるバレンタインギフトにも子供達とそのファミリーの個性やアイデアであふれていました☆
上のバレンタインバッグと一緒に写っているような手作りのハートの飾りを作る子や、赤と白のバレンタインカラーm&mチョコをバレンタインジップロックバッグに入れる子や、ハートのロリポップを入れる子など様々。
こんな感じ↓
もちろん市販のカードを用意する子も。
市販のバレンタインカードはこんな感じで、誰から(From)誰に(To)という名前を書き込むだけの簡単なもので、それに加えて簡単なメッセージがのっています。やっぱり人気はディズニーシリーズ。私も1人の女の子からPrincessシリーズをもらいました☆
さて、子供たちはウキウキ気分でやってくるのに対して、先生たちは覚悟してやってきます。
どんな覚悟かというと・・・太る覚悟です・・・。
なぜなら、親御さんからチョコレートをもらったり、スナックタイムにレッドベルベットという赤いカップケーキを食べたり、先生同士でクッキーやブラウニーなどの交換をしたり・・・とにかく糖分取りまくりの1日を覚悟しなければなりません・・・。まぁ、我慢すればいいんですが・・・。できない!笑
味は、チョコレートで、上にはクリームチーズのアイシングがのっています。北米ではポピュラーなカップケーキの一つ。
まーでも、糖分をとってハイテンションになった子供たちを追い掛け回したりなんてことがあったりなかったりするので、摂取糖分も2倍カロリー消費も2倍ってことでプラマイゼロでしょう!とこっちの先生たち(私も含め)は自分を正当化してもらったおやつを遠慮なく食べます☆
そんなこんなで、1日中糖分を取った子供たちと先生たちは、いつも以上にテンションが高く、とっても楽しいバレンタインとなりましたとさ。