ワーホリをお考えの方へ
最近以前よりも多くの方にワーキングホリデーを使っての留学や、語学留学の相談を受けるようなりました。
私がそうしたように、こちらで保育の専門学校に行き、現地で就職、永住というのも一つの選択肢ですが、カナダでは英語の勉強をメインにし、また少しこちらでも経験を積み日本の子供達や、他の先生方と共有出来ればいいなと思っている方もたくさんいらっしゃいますね。そういえば私も留学に来た時は、日本のインターナショナルスクールで働くか、子供の英語教室で働きたいなと思っていた事を書きながら思いだしました。
そこで今回は、そのような6ヶ月から1年半位の期間で留学、ワーホリを考えているの現役保育士さんから相談を頂いた時に、私が提案する方法をご紹介します。
① 渡航6ヶ月程度前
そろそろ行きたい国が決まってきた頃でしょうか?ワーキングホリデーというのも何となくわかってきた頃だと思います。このタイミングで保育士免許の書き換え申請をスタートする必要があります。大学、短大で取得した単位が、BC州の保育士免許取得の際に必要な単位に相当するかの審査ですので、出身大学や、BC州の保育庁のような所とやり取りをしていきます。必要書類の詳細や、細かい流れ、英語でのサポートに関してはお手伝いしますのでご安心下さい!
② 1ヶ月目~4ヶ月目 or 6ヶ月目
現地での日常生活や、こっちでの仕事探しでも一定レベルの英語力は必要不可欠です。ここでしっかり基礎が出来ていれば、その後の日常生活でも継続的に英語力は伸びますが、逆にここが疎かになると、友達作りや、仕事探しにも影響します。学費はかかりますが、しっかりと勉強する事をオススメします。あまり知られていないですが、半年未満の語学学習であれば学生ビザもワーキングホリデービザも必要ないので、観光ビザで入国しましょう。
③ 2ヶ月目
ワーキングホリデーの申請をしましょう。2014年よりカナダ国内からでも 申請出来るようになりました。語学学校に通いながら卒業後に仕事をする為の準備です。保育園で働く事を考えて、健康診断の受診も忘れずに行って下さい。
④ 3ヶ月目 or 5ヶ月目(学校1ヶ月前位が目安)
ワーキングホリデービザの取得をしましょう。無事にワーホリビザがゲットできたら仕事探し開始です。書き換えをした免許と一緒に保育園での仕事探しをしてみましょう。
⑤6ヶ月目~12ヶ月目
その時の英語力や、ワーホリビザが切れると日本に帰るという条件がある為、最初はボランティアから始まるかもしれませんが、先生が休みの場合や休暇を取った場合に臨時の先生という形で呼ばれる可能性は十分にあります。たくさんの園に登録しておきましょう!色々な保育園で働く事が可能になり、色々な保育のあり方や、それぞれの園の特徴を感じられとても良い経験になるのではと思います。予算の都合上、正式に採用とならない場合は、別の仕事と並行する事で収入を確保する必要はあります。
⑥13ヶ月目~18ヶ月目
1年の滞在予定の方は帰国の時期ですね。働いた保育園にはリファレンスレターという、推薦状をもらいましょう。帰国後にインターナショナル保育園で働く方や、英語を使った仕事をする際に役に立つかもしれません。 最初に観光ビザで入国をした分、ワーキングホリデーはまだ残っていますので、引き続き働くのも良いですし、違う事をしてみるのも良いと思います!
なんだか説明が長くなりましたが、ポイントは3つです。
・渡航前に保育士免許の書き換えをしておく
・渡航時はワーホリをせず、到着後に利用する
・滞在中は、ボランティアやサブの先生として働いてみる
保育士さんで、ワーホリを検討している人は気軽にお問い合せ下さい。