海外の保育士面接で聞かれることは?
カレッジ時代の日本人保育士友達がグランドフォークスというBC州の小さな田舎町からバンクーバーに戻ってきました!その彼女が今仕事を探しているのですが、つい最近YMCAで面接を受けてきたのでどんな様子だったのかを聞いてみました。これから就職探しという方にきっと役に立つと思います。
保育士の就職面接は、小さな園の場合は世間話のようなほんわかした感じで終わるところもあればきちんと質問形式で面接官がメモを取りながらというところもあり本当に様々です。
さすがYMCA、きっちりした面接で、面接官2人が紙を見ながら次々に質問してくるという形式だったようです。
どの質問も、いきなり質問されると”・・・???”と頭が真っ白になってしまうような質問ばかりです。
では一体どんな質問をされたのでしょうか・・・?
「あなたはどうしてYMCAに応募しましたか?」
「あなた自身を描写すると?」
「あなたの長所と短所を教えて下さい」
このへんまではどの仕事でも聞かれそうな質問ですが・・・
「今まで経験して1番難しいと思った子供の態度は?そのとき、どのように対処しましたか?」
「虐待の疑いのある子がいます。あなたならどうしますか?」
「1つのおもちゃの取り合いで子供が喧嘩をしています。あなたならどうしますか?」
「閉まる時間ギリギリ、あなたは1人きりで4人の乳幼児を見ています。(BC州の乳幼児の割合は先生1人に対して子供4人なので一杯いっぱいの状況)そのうち一人のオムツ替えをしなくてはいけません。あなたならどうしますか?」
「外遊びの時間、あなたは1人で4人の子供を見ています。そのうち1人が大きなケガをして応急救護をしなくてはいけません。あなたならどうしますか?」
「今まで子どもとしたプロジェクトは何ですか?」
「子供は遊ぶことで学んでいるということを、 あなたなら親にどのように説明しますか?」
「今までボランティアの経験はありますか?」
面接官2人を前に、いきなり質問されると頭が真っ白になるような質問ばかりですよね。。。当たり前ですが、全て英語となると余計に頭が真っ白です。
いくつも園があるような大きなデイケア・プリスクールになると、面接がきっちりしているところばかりなので、このような質問が来るかもと自分なりの答えを準備しておくと就職に繋がりそうです!
ちなみに虐待の疑いがあると思った場合、保育士はとにかく通報しなくてはいけません。これは日本でもカナダでも関係なくどこでも一緒ですね。
〜カナダBC州の虐待・ネグレクト対応ハンドブックより〜
”If you think a child or youth under 19 years of age is being abused or neglected, you have the legal duty to report your concern to a child welfare worker. Phone 1 800 663-9122 at any time of the day or night.”
私が以前プリスクールの面接に行ったときの記事↓